後遺障害の慰謝料

上肢機能障害が残ってしまうとこれまでのように自由に手を動かすことができなくなってしまいます。後遺障害として認定されたということは今後回復の見込みはないということですし、生涯にわたってその症状と向き合っていく必要があるのです。その苦しみと悲しみは相当なものでしょうし、もし交通事故の被害者だった場合には慰謝料請求することも可能です。慰謝料は精神的な苦痛に対する損害賠償金ですし、支払ってもらうには十分な理由があります。実際の後遺障害慰謝料の額は等級によって決まることになります。

慰謝料後遺障害の慰謝料を請求するときにはまず等級に認定される必要がありますし、慰謝料の額も等級によって変わってきます。これは上肢機能障害においても同様ですから覚えておきましょう。より上級の等級を得ることができたら当然慰謝料の額も高くなるということです。ただ、上級の等級を得るといっても個人ではなかなか難しいのが現実ですから、基本は弁護士に相談して依頼することになるでしょう。後遺障害の申請に強い弁護士に依頼すればノウハウを駆使して申請してくれるでしょうし、きちんと等級を得ることが可能です。まずはこうした問題に強い弁護士に相談することが先決です。

機能障害について

上肢機能障害

何度も機能障害という言葉を使っていますが、そもそも機能障害とはいったいどのような障害なのでしょうか。よく耳にするようで実際にはあまりよく知らないという方が大半だとは思いますが、機能障害とは上肢の用を廃したもの、関節の機能に著しい障害を残したもの、関節の用を廃したもの、関節機能に障害を残すものとなっています。上肢の用を廃したという部分がよく分からないかもしれませんが、これは要するに関節が使い物にならなくなったと認識して問題ないでしょう。

上肢機能障害は肩関節や肘、手関節などがまともに機能しなくなることです。完全に動かなくなってしまった、もしくは動きが制限されるようになったというケースでも上肢機能障害となります。このような状態になってしまうと当然日常生活には大きな影響が出てしまいますし、これまで当たり前のようにできていたこともできなくなってしまいます。ドアの開閉や食器を持つ、着替えなども自分でできなくなってしまうかもしれません。上肢が今まで通り動かなくなってしまっただけでもショックですし、特に精神的なショックは計り知れないものがあります。そのため、交通事故で上肢機能障害になってしまったら慰謝料の請求も可能になります。

交通事故による上肢機能障害

これまでの人生において一度も交通事故に遭ったことがない、という方も少なくないでしょう。いつも交通ルールを守って安全に気を付けている方だと交通事故に遭う可能性も低くなるでしょうが、だからといってこれから先も事故に遭わないという保証はどこにもありません。誰もが自分が事故に遭うなどと考えていませんし、ある日突然交通事故に遭ってしまいショックを受けることになるのです。

交通事故交通事故に遭うと当然ケガをする可能性も高いのですが、ただのケガなら一定期間治療を続けることで完治します。厄介なのは後遺障害でしょう。交通事故が原因で後遺障害が残ってしまうことはよくあることですし、重大な障害を残してしまうこともあります。今まで通りに体を動かせなくなったり、記憶や言語に影響が出てしまうような障害もあります。そう考えると非常に恐ろしい交通事故の後遺障害ですが、上肢機能障害という後遺障害があることをご存知の方は少ないでしょう

上肢とは要するに腕のことを指すのですが、厳密には肩と肘、手関節の三大関節や手指の部分を指します。上肢機能障害はこうした腕の部分に障害が残ってしまうことを指しているのですが、それがどのような状態、症状なのか詳しく知っているという方は少ないでしょう。そこで、ここでは交通事故の後遺障害としても比較的多い上肢機能障害についてお話したいと思います。いつか役立つ日が来るかもしれませんからぜひ最後まで読んでくださいね。